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Ultimate Agilist Tokyo - 集え、日本の活動家たちよ。

2012-11-17(土)13:30 - 19:30 JST
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本イベントの参加費は、遠方からお招きする講演者の交通費や備品カンパ、ビアバッシュ費用として全額利用させて頂きます。

詳細

たくさんのご来場ありがとうございました!

当日のまとめページはUltimate Agilist Tokyoまとめページにまとめていきます。 Ultimate Agilist Tokyo Facebookグループもありますので、ぜひご参加ください。

集え、日本の活動家たちよ。

皆さんは、『Ultimate Agile Stories(以下、UAS)』という冊子をご存知でしょうか?UASは、様々な場で活躍しているアジャイル実践者たちのアジャイルに対する熱意がつまった本です。

アジャイルが日本に上陸してから10年以上経ち、ビジネス、マネジメント、コミュニケーション、テクニカル・・・、様々な領域でアジャイルが語られるようになりました。しかし、広がれば広がるほど様々なアジャイルが混在し、情報はまだ少なく、本を読んだだけでは実施するだけでも難しい場合があります。

私たちは、日本のアジャイルをさらに加速させるために、本気でアジャイルに取り組んでいる人達が集まり、経験を双方向に共有できる場を作るためにこのイベントを計画しました。

第1回目のイベントは、UASの執筆者を中心にセッションプログラムを構成しています。スピーカーは様々な領域を得意とするアジャイル実践者たちであり、きっと多くの経験が語られることになるでしょう。

10年が過ぎたアジャイル。次の10年を一緒に考えてみませんか?

カンファレンスチェア 市谷 聡啓

参加費とキャンセルについて

本イベントの参加費は、遠方からお招きする講演者の交通費や備品カンパ、ビアバッシュ費用として全額利用させて頂きます。

また、キャンセルについては、10/31 23:59まで受付させて頂きます。以降のキャンセルによる返金は、運営都合によりご対応できませんのでご了承願います。

ハッシュタグ

#uatagile

コンテンツ

キーノート:集え、日本の活動家たち −Ultimateな物語と、Ultimateな場−

本イベントのオーガナイザーである市谷氏と、イベント開催のきっかけとなったUltimate Agile Stories編集長細谷氏によるキーノートです。

セッション

UASメンバーによるUltimateなセッションが開催されます。最大で4つのステージになります。

THE AGILE LOUNGE(アジャイルラウンジ)

アジャイル実践者であるスピーカーを中心に、質疑応答やディスカッションを行うことができるのがアジャイルラウンジです。情報交換としてもこの場をご活用ください。

Open Jam (オープンジャム)

思いつきのアイデアや、スピーカーを捕まえてのディスカッションなど!自由に使えるスペースがOpen Jamです。
今回は休憩時とビアバッシュパーティー時に開催を致します。


ビアバッシュパーティー

全セッション終了後に、ビアバッシュを開催いたします。ビアバッシュとは軽食をとりながら、スピーカーと参加者が渾然一体となってアジャイルとこれからのソフトウェア開発について語る場です。ぜひご参加下さい。

プログラム

  • (T)はTogetter、(S)はスライド、(B)は登壇者本人のブログリンクです
時間 ステージA(13S3) ステージB (13S4) ステージC (13S5) ステージD (13S6)
13:30~14:00 Keynote
「集え、日本の活動家たち −Ultimateな物語と、Ultimateな場−」
細谷泰夫氏 / 市谷 聡啓 氏 - (T)
Keynote Keynote Keynote
セッション1
14:00~14:40
宝探しAgileゲーム(前半) - 安井 力 氏 - (T) アジャイルプログラマの定義は俺たちが決める。そして、最速でそうなってみる - 牛尾 剛 氏 - (T)(S)(B) アジャイル×テスト開発を考える − 細谷 泰夫 氏 - (T)(S)(B) TDDと組織文化 - 天野 勝 氏 - (T)(S)
14:40~15:00 休憩 休憩 休憩 休憩
セッション2
15:00~15:40
宝探しAgileゲーム(後半) - 安井 力 氏 (T) 家電商品を開発してみると目からウロコなAgileの本質 - 前川 直也 氏 (T) Ruby on Railsによるアジャイル開発事例と注意点 - 川端 光義 氏 (T) The Art Of Agile ProjectManager - 市谷 聡啓 氏 (T)
長めの休憩
15:40~16:20
15:50~16:00はOpenJam
【OpenJam】
「Test Driven Development for Embedded C」の読書会を立ち上げたお話 - 大西さん (T)(S)(B)
【OpenJam】
品質エンジニアからみた品質とアジャイルのお話 - ながたさん - (T)
【OpenJam】
どんな勉強会でも話題になる目的重視。そのコアに迫る - はらださん - (T)(S)
【OpenJam】
ビジネス的に価値の高いアジャイルテストの実践 - ちくばさん - (T)(S)
セッション3
16:20~17:00
Can you keep doing that? <No-Bull Know-How> - 原田 騎郎 氏 (T) アジャイル開発における、システムテストの自動化 - 小井土 亨 氏 (T)(T) リアルウェア - 濱 勝巳 氏 (T) アジャイルに対する見方の変化 - ソーシャルゲーム開発を経験して - 太田 健一郎 氏 (T)(S)
17:00~17:20 休憩 休憩 休憩 休憩
セッション4
17:20~18:00
これまでの開発から、これからの開発へのチェンジ - 倉貫 義人 氏、藤原 大 氏 (T)(S) - ‎「ふりかえり」をふりかえってみよう。 - 串田 幸江 女史 (T) テストを支える。テストを育てる。 - 井芹 洋輝 氏 (T)(S)
18:00~18:10 休憩 休憩 休憩 休憩
18:10~ ビアバッシュパーティー ビアバッシュパーティー ビアバッシュパーティー ビアバッシュパーティー
18:30~ 【OpenJam】
こんなアジャイルは○○だ!- うえださん (T)(S)
【OpenJam】
secret Base ~Jeff Pattonがくれたもの~ - およべさん (T)(S)
【OpenJam】
STN の向こう側の世界線を目指せ(仮)- いとうさん (T)(S)
【OpenJam】
アジャイルなネタ系LTの作り方教えます。進化系LT ~LDからLDMへ~ - にしさん (T)
~19:30 Closing Closing Closing Closing
  • 受付開始は13:00からを予定しています
  • プログラムは変更になる場合がありますがご了承願います。
  • 人数把握のため事前アンケートにより希望のセッションを質問させて頂きます
  • スムーズな会場運営のため、満席に近づいたセッションは事前アンケートで選択できなくなる運用をしています。イベント自体の参加人数が増えた場合にセッション参加者枠を増やす可能性がありますので、最新情報はこちらのプログラムや、定期的に情報を流す予定のAgile Conference Fan Pageをご確認ください
  • 参加セッションの変更は画面右にあります「イベント主催者にお問合わせ」からご連絡ください

セッション1(14:00~14:40)

宝探しAgileゲーム

概要
「宝探しアジャイルゲーム」ワークショップでは、未経験者にアジャイルを伝えるためのツールを紹介します。アジャイル開発を導入すると組織に何が起きるのか、ゲームの形でビジネスサイドと開発サイドの両方を体験できます。
アジャイル開発について概念を理解しても、実感として納得することはできません。特に、開発に直接携わらない人にとって、アジャイル開発のメリットをつかむのは難しいことが多いようです。また開発がアジャイルになったときビジネスがどう振る舞うべきか、なかなか想像できません。
本ワークショップでは参加者は競合する3つ程度の「サービス企業」に分かれ、市場のシェアを求めて争います。各社はそれぞれにアジャイル開発チームを抱え、ビジネスがサービス内容を決めていきます。アジャイル開発がビジネスの成功に寄与するためどうすべきか、体験を通じて学ぶことができます。
参加人数を最大12名に制限させていただきます。見学は自由です。80分のセッションになります。

スピーカー

安井 力 氏
開発者、メンター、コーチというさまざまな役割でアジャイルな開発プロジェクトに
関わってきている。最近では、主に大企業のアジャイル導入支援のお手伝いに携わっている。
得意技はふりかえり、好きなプラクティスはペアプログラミング、夢はTDDとゲーム。
ソフトウェア開発やアジャイルをテーマにしたゲームをいろいろ作っており、試してみたい人を募集中!


アジャイルプログラマの定義は俺たちが決める。そして、最速でそうなってみる

概要
「プロダクトオーナー、デベロッパー、スクラムマスター」の定義は明確ですが、意外とデベロッパーの中の
プログラマーがどのような要素を満たしていればいいかは以外とよくわかりません。
そこでこのセッションでは、アジャイルプロジェクトで必要なアジャイルプログラマーがどのような要素を
備えていればいいかを世界に先駆けて勝手に定義します。そして、そんなアジャイルプログラマになる為に
勉強していく為のステップをご説明したいと思います

スピーカー

牛尾 剛 氏
株式会社匠Business Place/合同会社シンプルアーキテクト所属。E-Agility 協議会幹事。
アジャイル歴10年以上のアジャイルコンサルタント。多数のアジャイル導入/支援経験をほこる。
アジャイル王子とかテロリストとか呼ばれており、記事や本を書くと炎上しやすい。


アジャイル×テスト開発を考える

概要
「アジャイル×テスト開発を考える」。このタイトルのセッションを最初に行ったのは、2010年のETWESTでした。
その後、XP祭り2010やAgile Japan2011で同じタイトルのセッションを行いましたが、アジャイルコミュニティ、
テストコミュニティの双方でアジャイル×テスト開発への関心が高まっているのを感じています。
今回のセッションでは、Ultimate Agile Stories Iteration1に寄稿した記事を土台にテストコミュニティで追求されている、
より良いテストを開発するための手法やプロセスをアジャイル開発の流れの中でどう活用していくかについての
最新の議論をふまえた内容にしたいと思います。

スピーカー

細谷 泰夫 氏
関西を中心にアジャイル開発のコミュニティで活動している。ソフトウェアテスト、
レビューに興味があり、数年前からアジャイル開発でのテストについての発信をしている。
アジャイル同人誌「Ultimate Agile Stories」の企画、編集に携わる他、Agile Tour Osaka
オーガナイザとしても活動している。


TDDと組織文化 〜TDDができない理由は組織文化が原因だ〜

概要
「TDDなんて簡単だから、だれでもすぐにできる」と思っていました。
しかし、TDDの研修講師を通して、実はそれが間違いであることに気づきました。
ソフトウェアの開発現場において、そこで働くプログラマ全員がTDDを行えるようになるには、
超えなくてはならない壁が多くあるのです。私なりに、その壁を作ってしまう原因を突き詰めていくと
「組織文化」という一言に辿り着きました。
このセッションでは、そこに至った背景と、TDDができない組織文化についてお話します。

スピーカー

天野 勝 氏
総合電機メーカの情報システム部を経て、2002/10より現職。
オブジェクト指向をはじめとするソフトウェア開発技術および、アジャイルソフトウェア
開発手法の導入に関するコンサルタントとして活躍。 現在、ソフトウェア開発現場を
楽しいものとするため、アジャイルソフトウェア開発の実践・コンサルティングから
得られた知見をもとに体系化した、チームファシリテーションの普及に注力している。


セッション2(15:00~15:40)

家電商品を開発してみると目からウロコなAgileの本質

概要
少人数でないとAgileはできないのですか?ユーザが身近にいないとAgileはできないのですか?
変化に対応しないとAgileとはいえないのですか?などなど、Agileが普及すればするほど、
一回やってみるべ!という方が増える反面、導入前のご質問は増えます。
その答えは、組込み開発の中にヒントがあったりします。
意外と身近な家電商品でも、たくさんのソフトウェアが組込まれ、ガラパゴスとか、コモディティとか言われながらも、
みなさんが想像する以上のスピード感覚で、組込みエンジニアはソフトを作り続けてます。
日本のモノづくりな、ある種レガシーで変化を拒む風土の中で、価値を見つけ、
絶え間なくお届けし続ける組込み業界の中で、Agileをやると、何がわかるのか、何が大切なのか、
社会の文化を変えられるのか?
組込み現場から発見できたAgileの本質を、みなさんと一緒にシェアしたいと思います。

スピーカー

前川 直也 氏
1994から社会人としてソフトウェアエンジニア道を開始。業務システム開発を経験したあと、組込み業界に転職。
放送機器開発から、部門SEPG、社内研修所講師のAgile講師などもやりつつ、現状は某デジカメ開発の
PM兼アジャイルコーチとして現場改善中。2000年ごろのXPJUGに参加をきっかけに、
社内外でアジャイル&プロジェクトファシリテーションの講演やワークショップなどを実施中。
共著: 『システム開発現場のファシリテーション』 (技術評論社)
『これだけは知っておきたい組込みシステムの設計手法』(技術評論社)
その他、エンジニアマインド、組込みプレス、Ultimate Agile Storyなど
ただいま、初心者のためのアジャイル書籍を必死で執筆中


Ruby on Railsによるアジャイル開発事例と注意点

概要
・Railsによる開発は直請けとなりやすいからアジャイル開発しやすい
・直請けによるアジャイル開発はイテレーション計画超重要
・短期リリース毎の検収、納品
・Cucumberによる受け入れテスト自動化
・WindowsでRails開発はやめた方がいい
・Redmineプラグイン開発はタイミングが微妙な時期
・プログラマーは募集するな

スピーカー

川端 光義 氏
株式会社アジャイルウェア代表取締役。
1998年からソフトウェア開発を10年以上経験。初期の頃はフリーランスプログラマー
としてJavaのオブジェクト指向を追求し、リファクタリング本からエクストリーム・
プログラミングに出会う。人を中心とする考え方に感銘を受け、アジャイル開発を目指し、
2003年には「アジャイルウェア」の屋号として活動する。その後、「バグがないプログラム
のつくり方」を出版、XPJUG関西支部の代表を務め、アジャイル開発の普及活動を行う。
2007年にJavaより変化に強いRubyに注目し、2年後には受託開発を始める。今年法人化し、
顧客・開発者双方の満足度を高めるため、より理想的なアジャイル開発を実現する体制作りを目指す。
Facebook : 川端 光義
Twitter : agilekawabata


The Art Of Agile ProjectManager

概要
Agileな開発と触れ込みのプロジェクトを初めて終えたときの、決して達成感が得られたとは言えない複雑な心情。
この開発は誰を幸せにしたのだろうか? この開発は本当にAgileだったのか? という疑念がどこかよぎる、
あるいは、もっと先へ行きたいと願い、次の2歩目を踏まんとするあなたへ。
本セッションでは、Agile開発の実践を通じて得られた、ProjectManagerのArt(技芸)についてお話を致します。
AgileProjectManagerのミッションとは、内なる秩序(Agile開発チーム)と外なる混沌(プロジェクトの行く手を阻むもの)
の間に立ち、期待をマネジメントし続けることにあります。
<想定参加者>
プロジェクトマネージャ、プロジェクトリーダ、スクラムマスター

スピーカー

市谷 聡啓 氏
開発現場のためのコミュニティDevloveのFounder(設立者)。
株式会社永和システムマネジメント サービスプロバイディング事業部 主任。
SIとサービス開発、性質の異なるシステム開発の経験を経て、2011年より現職。
利用者にとって価値をもたらすシステム開発を追求するべく、アジャイルな開発と
向き合い続けている。システム開発を取り巻く環境の改善や推進を目的に開発コミュニティDevloveを2008年から立上げ、主催している。
また、技術者向けフォーラム(デベロッパーズサミット)のコンテンツ委員も担当している
Blog : http://papanda.hatenablog.com/
Twitter : @papanda


セッション3(16:20~17:00)

Can you keep doing that?

概要
アジャイル開発は継続可能性、すなわちやり続けることがとても大事です。
でも、実際の開発では、プロジェクトが中断したり、メンバーやステークホルダーが転勤、転職など
でいなくなったり、利用していた技術がサポートされなくなったり、いろいろなことが起こります。
アジャイルな開発を続けるのに、今困っている人、いろいろなアイデアを試そうと思っているが
まだ試す場所がない人、続けられる場所を探している人、ぜひスピーカーとディスカッションしてみませんか?
このセッションは、Agile 2012 の発表で採用されたNo-Bull Know-How形式で行います。
No-Bull Know-Howとは参加者がスピーカーと一緒に壇上でディスカッションするセッションです。

スピーカー

原田 騎郎 氏
サプライチェーンマネジメントが専門のコンサルタントで、ドメインモデラでアジャイルコーチ。
大手製造業、システムインテグレータ、コンサルティングの経験を生かしながら、
モノとソフトの両方の製造現場でAgile/Lean に働いています。
Twitter: @haradakiro
Facebook: http://www.facebook.com/harada.kiro/
認定スクラムプロフェショナル
株式会社アトラクタ 代表取締役


アジャイル開発における、システムテストの自動化

概要
アジャイル開発でイテレーションを繰り返し行う場合、システムテストの効率化が課題となっていることが多いようです。システムテストを自動化する場合のポイントについて、解説します。ポイントは、同意する・最初から行う・適切なコストを払う、そして自動化可能なアーキテクチャにする・テストケースの粒度を上げるの5つです。

スピーカー

小井土 亨 氏
<経歴>
長年業務パッケージの開発を担当。主に、アーキテクチャの策定や共通コンポーネントや
フレームワークの開発を担当。社内向けの技術支援を行う。
<活動>
XPJUGスタッフ。アイネタジャパン理事。日科技連SQiP委員。
Microsoft Regional Director 2010-現在


リアルウェア

概要
「ソフトウェア工学はその時は去った」(Tom Demarco)、「ソフトウェア工学に大切なことは?」(Ed Yourdon)、「あの指数曲線は間違いだった」(Barry Boehm)、「アジャイルは早晩滅びる?」(Mary Poppendieck)、「ソフトウェア業界はファッション業界のようだ」(Ivar Jacobson)、「ソフトウェア工学は定義を間違った」(Tom Gilb)といった言葉がソフトウェア工学の巨匠たちから聞かれるようになりました。

彼らは、彼ら自身が作り上げて来たソフトウェア工学の現状を憂いSEMAT(Software Engineering Method and Technology: semat.org)のようなソフトウェア工学の再建とも言うべき活動を始めました。ですが、私は、このような積み上げ型の工学を何度繰り返したところで同じ過ちを起こすだけであると考えています。

ソフトウェアは、ソフトウェアに非ず。ソフトウェアを知らずして、ソフトウェアを扱うことはできない。リアルウェアという新たな概念を用いることによりソフトウェアに新たな意味付けをします。その上でアジャイルプロセスが何を目指していたのかを明確にし、ソフトウェア技術者の将来を考えます。テーマは、「ポストアジャイル」からの「ソフトウェア技術者の未来」です。
参考: ソフトウェア工学は無である

スピーカー

濱 勝巳 氏
2000年からアジャイルプロセスの導入を推進し、保険や証券を始めとする様々な
エンタープライズシステムの構築及びプロジェクトマネジメントを担う。
2002年よりアジャイルプロセス協議会の副会長に就任し、アジャイルプロセス関連の
人脈が豊富。現在は、同協議会の会長に就任し、アジャイルプロセスの導入
コンサルティングなどに従事する。
<所属・役職>
株式会社アッズーリ 代表取締役
株式会社アジルコア 取締役兼アジャイル・サービス本部本部長
<経歴>
1990年富士通プログラム技研(現富士通コンピュータテクノロジー)に入社
1995年よりフリーランス
1999年にアッズーリ社を設立、現在に至る。
2007年より株式会社アジルコア取締役兼アジャイル・サービス本部本部長を兼務。
<委員活動等実績>
アジャイルプロセス協議会 会長 
同 知働化研究会、見積契約WGメンバ
ソフトウェアファクトリ研究会 理事


アジャイルに対する見方の変化 - ソーシャルゲーム開発を経験して

概要
アジャイルに対する自分の態度と意識の変化について、BtoBのSI時代とBtoCのソーシャルゲーム時代を比較しながらお話したいと思います。
SI時代:ITがビジネスを素早く駆動させるためには、TDD、バージョン管理、CIなど開発効率を極限まで高める必要がある。
ソーシャルゲーム時代:実はシステム開発をほとんどせずにビジネスを最大化する方法がソーシャルゲームにはある。その時、ITエンジニアの果たす役割は?

スピーカー

太田 健一郎 氏
QAエンジニア
Androidテスト部、TDD研究会、テスト自動化研究会所属
TDDやCIをはじめとして、開発プロセスとツールの両面から品質向上に
繋がる施策を日々探求しています。


セッション4(17:20~18:00)

これまでの開発から、これからの開発へのチェンジ

概要
従来型の開発からアジャイル開発へシフトしていく際に、開発、テストや品質、マネジメントなど、考え方や意識の変化が必要になり、様々な「チェンジ」が必要になってきます。作るまでだった「これまで」から「これから」のソフトウェア開発とはなんだろうか?
このセッションでは、壇上にソニックガーデン倉貫氏をお招きし、インタビュー形式でアジャイル開発へのパラダイムシフトを探求していきます。

スピーカー

倉貫 義人 氏
株式会社ソニックガーデン 代表取締役
1974年京都生まれ。1999年立命館大学大学院を卒業し、TIS(旧東洋情報システム)に入社。
2003年に同社の基盤技術センターの立ち上げに参画。
2005年に社内SNS「SKIP」の開発と社内展開、その後オープンソース化を行う。
2009年にSKIP事業を専門で行う社内ベンチャー「SonicGarden」を立ち上げる。
2011年にTIS株式会社からのMBOを行い、株式会社ソニックガーデンの創業を行う。
モットーは「心はプログラマ、仕事は経営者」。
ブログ: http://kuranuki.sonicgarden.jp/
Twitter: @kuranuki


藤原 大
楽天株式会社 開発ユニット アジャイルグループ グループマネージャ。
CIサーバを中心に開発を支援する環境整備を担当。アジャイル開発を自チームに導入し、
最近では他チームでもアジャイルマインドセット支援を行い、価値への探求を継続的に
行なっている。趣味は沖縄離島巡り。
Blog : http://daipresents.com/
Twitter : @daipresents


テストを支える。テストを育てる。

概要
テストはTDDやCIといった形で開発をサポートしますが、一方で設計や変更の手間を増大させ開発の足を引っ張ることもあります。アジャイル開発のように頻繁な変更やリリースに直面する開発において、そうしたテストのデメリットを抑えつつメリットを引き出していくためには、テストの戦略や設計、運用等で工夫が要求されます。このセッションでは、そうした工夫を実現するために、テストをどう育て、テストの効果をどう引き出していくかというテーマについて解説したいと思います。

スピーカー

井芹 洋輝 氏
WACATE実行委員、TDD研究会所属。
組み込みソフトウェアの開発やテストに従事。また業務外ではソフトウェアテストや開発者テストについての検討や普及活動にも携わる
ブログ:http://goyoki.hatenablog.com/


「ふりかえり」をふりかえってみよう。

概要
アジャイルのプラクティスの中で最も普及しているのは「ふりかえり」ではないでしょうか。
アジャイルに限らず多くの場所で「ふりかえり」という言葉が使われるようになってきましたが
「あれ?これ、ふりかえり?」という場面に遭遇した方も多いと思います。
自らも気づかずに「オレオレふりかえり」になっているケースも少なくありません。
本セッションでは、2部構成でふりかえりとは何かを、みなさんと考えていきます。
まず、スピーカーから「ふりかえりとは何か」を提示します。これに対し、参加者全員で
スピーカーの意見に対する賛否、またそれぞれのふりかえりに対する考え方や実践例を
ディスカッションしていきます。
ディスカッションサポートに「日本ふりかえり学会」理事長の天野勝氏をお迎えして、
ふりかえりをアカデミックな視点からも議論します。

スピーカー

串田幸江 女史
2001年にXP白本と出会い、同年オブラブでコミュニティデビュー
以後数年間は典型的な忙殺プロジェクトの中でプログラマを続けるが
社内の改善推進担当へ異動してから、再びコミュニティと関わりをもつ
2006年Project Facilitation Projectに参加し、多くのアジャイラーたちと
親交を深めるようになり、ついに2008年には上司を説き伏せAgileConference
へ参加。
現在は若手エンジニアの活発なコミュニティ活動に目を細めつつ、ミドルエンジニア
としてのコミュニティ貢献の道を模索中。
PFP関東スタッフ
IPA/SEC プロセス改善部会メンバー


オーガナイザー


市谷 聡啓
カンファレンスチェアとしてイベント企画を中心に担当。
開発現場のためのコミュニティDevloveのFounder(設立者)。
株式会社永和システムマネジメント サービスプロバイディング事業部 主任。
SIとサービス開発、性質の異なるシステム開発の経験を経て、2011年より現職。
利用者にとって価値をもたらすシステム開発を追求するべく、アジャイルな開発と
向き合い続けている。システム開発を取り巻く環境の改善や推進を目的に開発コミュニティDevloveを2008年から立上げ、主催している。
また、技術者向けフォーラム(デベロッパーズサミット)のコンテンツ委員も担当している
Blog : http://papanda.hatenablog.com/
Twitter : @papanda


藤原 大
イベントプランニングとしてイベント準備を主に担当。
楽天株式会社 開発ユニット アジャイルグループ グループマネージャ。
CIサーバを中心に開発を支援する環境整備を担当。アジャイル開発を自チームに導入し、
最近では他チームでもアジャイルマインドセット支援を行い、価値への探求を継続的に
行なっている。趣味は沖縄離島巡り。
Blog : http://daipresents.com/
Twitter : @daipresents


細谷 泰夫
UAS編集長。
関西を中心にアジャイル開発のコミュニティで活動している。ソフトウェアテスト、レビューに
興味があり、数年前からアジャイル開発でのテストについての発信をしている。
アジャイル同人誌「Ultimate Agile Stories」の企画、編集に携わる他、Agile Tour Osaka
オーガナイザとしても活動している。

会場提供

日本オラクル株式会社様

注意事項

関連情報

コミュニティについて

Ultimate Agilist Tokyo

Ultimate Agilist Tokyo

2012年8月。アメリカテキサス州ダラスで『Agile 2012 Conference』が開催されました。 そのAgile2012に、今年は日本からは発表者を含めて30人弱が参加しました。きっと、それぞれがイベントの規模、著名人の発表、海外のアジャイル事例や経験を体験し、様々なものを感じたのだろうと思います。 私もこのイベントに参加し、ちょっとでも自分の体験していることを共有したい!と...

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